地方で開催されるサイクルイベント出てみたいけど、どうやって移動したらいいのかしら。
イベントや旅行などでロードバイクを移動させるには
- 自走(自分で走っていく)
- 輪行(公共交通機関を利用する)
- 車載(自動車に積む)
この3つが考えられます。
メリット | デメリット | |
自走 |
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輪行 |
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車載 |
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1〜2人で移動するなら輪行が一番安全&お手軽ですね!
今回は輪行について詳しく解説します!
この記事のポイント
- 輪行とは公共交通機関を利用してロードバイクを運ぶこと。
- 輪行には専用の袋(輪行袋)に入れる必要がある。
- 輪行袋にもタイプがあるので自分に合ったタイプを選ぼう
輪行とは
輪行(りんこう)とは、公共交通機関(鉄道~船~飛行機など)を使用して、自転車を運ぶこと。サイクリストや自転車旅行者が、行程の一部を自走せず省略するために使う手段。公共交通機関を利用しない自走以外の移動(例えば自家用車積載)は輪行とは呼ばない。
引用:ウェキペディア
冒頭でも少し触れましたが、輪行のメリット・デメリットを詳しく解説します。
輪行のメリット
長距離の移動ができる
自走や車載ではちょっとツライ距離でも公共交通機関を利用すれば、100kmを超える移動はもちろん、海外への移動もできます。
行動計画が立てやすい
日本の公共交通機関は外国人もびっくりの正確さです。
出発時間、到着時間を自宅で正確に調べることができるので、移動の計画が立てやすいです。
渋滞する時期(年末年始、GWなど)でも、時間通り目的地に到着できます。
輪行のデメリット
一人あたりのコストがかかる
ご存知の通り、公共交通機関は一人ずつ切符が必要なので、大人数であっても割安になることはありません。
早めに予約したりしてコストカットすることもできますが、基本的には規定の料金が一人ずつにかかります。
他のお客さんへの配慮が必要
公共交通機関を利用するので当然、他のお客さん(利用者)が同乗しています。
自分が持っている荷物がロードバイクであることを知らない人です。
気をつけていてもぶつかってくる人もいます。(不意に金属に当たってすごく痛がっています)
東京駅などの人混みをロードバイク持って移動するのは一苦労です💦
車内で置く場所も他のお客さんの邪魔にならないよう配慮が必要です。
輪行のルール
輪行するには各公共交通機関によってルールがあります。
例えば、JRで車内に持ち込める荷物はこのように規定されています。
携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250cm(長さは2メートルまで)以内、重さが30kg以内のものを2個まで持ち込むことができます(ただし、傘、つえ、ハンドバッグなどの身の回り品は個数に数えません)。
サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、解体し専用の袋に収納したものまたは、折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの
引用:JRおでかけネット
上記の「専用の袋」を輪行袋、輪行バッグと呼んでいます
輪行袋はいろいろなサイズが販売されていますが、輪行袋のタイプによってはJRの規定の大きさを超えてしまうものもあるので注意が必要です。
公共交通機関によって規定が異なるので、輪行する際はよく確認してから出かけましょう。
新幹線輪行する場合は、事前に荷物スペースの予約がおすすめです。
輪行袋の種類
輪行袋はフレームをどのように収納するか2つのタイプがあります。
- 縦置きタイプ
- 横(逆さ)置きタイプ
※この他にも後輪を外さないタイプがありますが、JRの車内に持ち込み可能なサイズを超えてしまうのでここでは割愛します。
それぞれメリット・デメリットを見ていきましょう。
縦置きタイプ輪行袋のメリット・デメリット
- 縦長の袋なので持ち運ぶときにコンパクト
- 横置きにタイプと比べて置き場所のスペースをとらない
- エンド金具が必要となるため荷物が増える
- ある程度身長がないと持ち運ぶとき肩で釣れない(特に階段は注意)
縦置きタイプ輪行袋は、とにかくコンパクトに運びたい時に便利!
縦置きタイプ輪行袋のおすすめはこちら↓
横置きタイプの輪行袋のメリット・デメリット
- 収納がかんたん
- エンド金具が不要なので荷物が少なくなる
- 輪行袋が横長なので、人ごみを歩くとき気を遣う
- 電車の2人掛け席では通路にはみ出してしまう
横置きタイプ輪行袋は、とにかく簡単に輪行したい時に便利!
横置きタイプ輪行袋のおすすめはこちら↓
輪行するときあると便利なもの
リュックサック
輪行袋は肩に掛けて運ぶので、自転車以外の荷物はやはりリュックサックに入れて背負った方が移動が楽です。
また、駅で輪行解除してお出かけするときは、ライドには不要な荷物をリュックサックにつめてコインロッカーに入れておけば身軽にライドを楽しめます。
歩く用の靴
大きな荷物を持ってビンディングシューズで駅構内などを歩くのは大変です。
特に階段は危険です。
歩く用の靴を持っていくことをおすすめします。
あま子はGomu56(ゴムゴム)というブランドのバレエシューズを愛用しています。
軽くて薄くてかわいい❤️
サイクルウェアの後ろポケットにも入ります!
軍手
輪行の準備、解除する時、チェーンなどに触れると手が汚れます。
気になる方は軍手を使いましょう。
さらに、スプロケットを包むこともできます。
専用のアイテムも販売されていますが、荷物を減らすためには軍手で代用するのもアリです!
やり方は、簡単。
軍手をはめた状態でスプロケットをつかみます。(軍手汚い。。。)
手首側からめくり上げ、スプロケの一番大きいギアの歯にひっかけていきます。
一周全て引っ掛けたら完成!
スプロケットが全て包まれフレームを傷つけることを防げます。
また、軍手の内側が表面にくるので他のものを汚す心配もありません。
ウェットティッシュ
軍手と同様、輪行準備や解除の際、手が汚れてしまった時に便利です。
また、床や壁を汚してしまったときさっと掃除することができます。
汗拭きシート
ライド後、公共交通機関を利用する前にエチケットとして汗を拭いておきましょう。
ビニール袋
上記のウェットティッシュや軍手、汗拭きシートのゴミが出たら入れる用です。
近くにゴミ箱がないことがあります。
公共の場にふさわしい服装
サイクルウェアのまま公共交通機関を利用するのはおすすめしません。
ロードバイク乗りの仲間といると感覚が麻痺してきますが、他の人からみるとサイクルウェアは非日常の服装です。
公共交通機関を利用する時用の着替えを持っていくのも一つの手ですが、普段着っぽいサイクルウェアがあります。
ちゃんとパッドが入っています。
まとめ
- 輪行とは公共交通機関を利用してロードバイクを運ぶこと。
- 輪行には専用の袋(輪行袋)に入れる必要がある。
- 輪行袋にもタイプがあるので自分に合ったタイプを選ぼう!
- マナーやルールを守って楽しく輪行しましょう!!