カラオのサドル カッチカチやん!!
ふふふ
「フルカーボンサドル」を買ったのだよ!!!
ずっと気になっていて、ついに購入したのでレビューします!!
フルカーボンサドルとは?
そもそも、フルカーボンサドルとはその名の通り、全てカーボン素材でできているサドルです。
一般的なサドルと、フルカーボンサドルの最大の違いは、座面にクッション類が全くついていないことです。
もう少し詳しく説明すると一般的なサドルは、下の画像のようにベース(シェル)の上にパッドとカバーがついていて、それが振動吸収のためのクッションとして機能します。
引用画像:https://www.vittoriajapan.co.jp/astvte_all_products/astvte_technology/page/5/
フルカーボンサドルには、パッドとカバーがついていません。
その分、超軽量であるというのが特徴です。
なぜ今フルカーボンサドルを買ったのか?
実はかなり前からフルカーボンサドルの軽さに魅力を感じていたのですが、クッションがない=お尻に負担⇒ロングライドにいけなくなってしまう?!と思い踏み切れずにいました。
カラオがロードバイクに乗り始めた2014年頃は今よりもフルカーボンサドルやスパイダーサドルなどの軽量サドルが注目されていて、気になっていたのですよ
現在、それほど注目されなくなった?のには
- ショートノーズサドルが流行ったが、フルカーボンサドルでのラインナップがなかった
- 一般のサドルがかなり軽くなった
- バイク自体が軽くなったのでフルカーボンサドルでなくても十分軽くできるようになった
などいくつか理由がある気がします。
私自身もフルカーボンサドルは気になりつつ、スペシャライズドのショートノーズサドルを使い始めて、その使い勝手の良さにサドルは変えずにいました。
ただ2台持ちになってしばらく時間が経ち、ロングライドはEVO、ヒルクライム特化バイクをtarmac、と使い分けることができるようになったので、tarmac用に再度超軽量サドルを検討してみることにしました。
フルカーボンサドルの選び方・条件
条件は、次の3つを重視しました。
- 超軽量のフルカーボンサドル(どうせなら最軽量クラス!)
- 穴あきサドル(もう穴なしサドルは股間が痛すぎて耐えられない!)
- ショートノーズサドル(ダンシングしやすい)
上記の条件での中で候補としてあがってきたのは次の3つです。
- Alpitude Gardena(アルピチュード ガーデナ) 28,000円(税別)
- gelu E3(ゲル イースリー) 47,500円(税別)
- セライタリア SP-01 ブースト テクノ スーパーフロー S/L 58,000 円(税別)
こういうニッチな商品は実店舗で在庫しているところがなく、なかなか実物を見ることができないので、ひたすらサイトとにらめっこして検討です。
そして決めました!購入したのはこちら!!!
Alpitude Gardenaサドルです。
決めた理由は、価格と形状です。
- フルカーボサドルは初の試みだったので、5万円は出したくなかった
- 画像から推測するに、形状がもともと使用していたスペシャライズドのパワーサドルに似てそう
実物の情報が少ない中、いい選択ができたと思っています(^▽^)/
Alpitude Gardena(アルピチュード ガーデナ)買ってみた!
これが実際の画像です。
サドル幅は以前行ったフィッティングの計測に基づいて140mmにしました。
表、裏ともに綺麗なカーボンの網目が見えています。
軽く叩くと、コツコツと硬い音がなります。
カーボンフレームを叩いた時の同じ音がします。
そして驚いたのはその薄さです。
体重制限85キロなのも納得できます。大柄な方は注意が必要です。
耐久性についてはこれからガシガシ使ってみて。。。という感じでしょうか。
この薄さですし、ちょっと心配してます。
気になる重量は?
実測70.9gでした。さすが超軽量!!
ちなみにもともと使用していたS-WORKS POWER CARBON SADDLEは重量約160gでした。
一般的なサドルの中では超軽量の部類ですが、Alpitude Gardenaはその半分という驚異の軽さです。
サドルの形状は、想像通り、もともと使用していたスペシャライズドのパワーサドルとほぼ同じ形状です。
横からみるとパワーサドルより若干フラット気味(後端が上がってない)ですが、すぐに違和感はなくなる程度でした。
実際の使用感は?
あくまでも個人差的な感想ですが、使用感を述べていきたいと思います。
正直、軽さを得るために犠牲になったものもたくさんあると感じています。
※私はもともとサドル関連のトラブル(お尻の痛み、股擦れなど)には悩まされにくいタイプです。走り方がダンシング多めなのがその要因でもありそうですが、200キロくらいのロングライドや、2〜3時間のローラー練習でも痛みはでません。
走行時の衝撃はあります
まず、走行時の衝撃については、今まで乗ったサドルの中で最大です。
当たり前ですね。
大きめの段差は軽く腰を浮かせればいいのですが、困ったのは、舗装されたのが古く路面が荒れているような場所です。
少しずつダメージがたまっていくのを感じます。
実際に尾根幹経由小山田周回を回った100キロ弱のライドで使ってみましたが、その時は問題はでませんでした。
まだもう少し距離は伸ばせそうですが、150キロくらいが限度な気がします。
ローラー練でも使用してみました。
1時間半程度を数日続けてみましたが、問題は起きませんでした。
よほど長時間ローラーし続けるタイプの方以外は、許容範囲だと思いました。
ただし、汗を拭いたりするのに骨盤を立ててどっしりサドルに座ると、股ではなく、お尻が痛いです。
お尻の筋肉が骨と硬いカーボンに圧迫されて痛いです。
そこだけは気になりました。
滑りやすい
あと、このサドルは表面がつるつるのカーボンなので滑りやいです。
慣れれば問題ない範囲だと思いますが、滑りやすいビブだと気になるかもしれません。
ダンシングしやすい
ダンシングしてバイクを振る際に軽さを感じます。
特に上り坂で休むダンシングをしているときがとても快適です。
軽さと併せて、やはり上りに特化したサドルということでしょう。
まとめ
- カラオがフルカーボンサドル(全てカーボン素材でできているサドル)を買ってみた
- クッションがなくてどんなにお尻が痛いかびびっていたけど、150kmくらいのライドまでなら許容範囲でなんとなりそう!
- ローラー練習も1時間半くらいなら大丈夫そう!
いろいろ語ったけど、、、
かっこよくて満足!