ヘルメット買っちった☆
S-WORKS PREVAILⅡ VENT MIPS買っちった☆☆
前から持ってたヘルメットと似てるね?
そうなのだ!
前に持ってたS-WORKS PREVAILⅡの新モデルなのだ!!
いろいろと進化しているから違いを説明しよう!
はいはい。
(長くなりそうだ。。。)
S-WORKS PREVAILⅡ VENT MIPSとは
読み方はエスワークス プリヴェイル2 ベント ミップスです。
モデル名が長いしややこしいので簡単に整理します。
「S-WORKS」とはスペシャライズド製品の内、プロフェッショナル向けハイエンドモデルに冠されるグレード名。
「PREVAILⅡ VENT」がモデル名。
「PREVAILⅡ」は旧モデルより引き継がれており、新モデルはそれに「VENT」が追加されています。VENTとはベンチレーション(風通し)がより良く、涼しくなったということみたいです。
(中略)ベントとチャンネル(通気口と通風路)を改善したことです。この拡張したチャンネルの効果により、オリジナルのPrevail IIヘルメットと比べ、ヘルメットと頭の間の空気の流れが18%速くなりました。空気の流れが速くなればなるほど冷却効果は高まり、頭をより涼しく保てます。この法則は、対流熱伝達と呼ばれており、スペシャライズドが開発した中で最も涼しいヘルメットが誕生しました。
「MIPS」とは、Multi-directional Impact Protection Systemの略で、転倒し頭部に斜めに衝撃が加わった際に、ライナーのさらに内側にあるレイヤーが回転し、衝撃を逃すことができる機能の名称です。
簡単にいうとヘルメットの安全性をより高めるため、ここ2年くらいで各社MIPSを搭載するようになりました。
このヘルメットには、MIPSの進化版、MIPS SLというものが搭載されていています。MIPSのテクノロジーをヘルメットパッドに内蔵させ、避けられない重量増を最小限にしています。
わかりにくいですが、パッドと一体化したシートがライナーとの間に挟まっています。
つまり、スペシャライズド製品の中で最もグレードが高く、涼しく軽量なモデルということですね!
その開発背景には高温多湿でハードな山岳レース、つまり東京オリンピックを意識した部分もあるようですね。
スペシャライズドがスポンサーしているチームの選手が、
実際に東京オリンピックのロードレースでこのヘルメットを使用していましたね。
新旧比較
見た目
まず見た目から。
左が新型、右が旧型です。(両方Sサイズ)
外観はほぼ変わりません。ヘルメット自体の形状も変わりません。
ライナーのブリッジがなくなり、アラミド繊維で補強した箇所があり、その分空気の抜けがよくなっています。
涼しさを感じる機会は、もともと旧型自体がかなり涼しいヘルメットなので、、さらにというのは難しいところですね、、、
ただ、頭部の涼しさは重要です。
頭(脳)の温度が上昇すると、体が危険と判断し、動きを止めさせるというリミッターのような機能があるため、頭を冷やしておくことは重要なんです。
後頭部アジャスターは若干形状が変わったと思います。
スペシャのヘルメットはアジャスターの高さ調節ができるようになっているのですが、新型はそもそも低めの位置についているように見えます。
ヘルメットとの間に大きく隙間があるので髪を結びたい女性には嬉しいポイントでしょうか。
ポニーテールがヘルメットからでてるのカッコイイよね♥
結ぶ髪のないカラオにとっても、この変更のおかげかヘルメットに包み込まれている感、密着感が増したので嬉しいポイントでした。
重量
次は、気になる重量です。
旧モデルは198.5g。
新モデルは224.5g。
MIPS SL分でしょうか。新モデルは旧モデルよりも26g重くなりました。
それでも超軽量クラス!!
あま子愛用のGIROのSYNTHE(シンセ)は247.5gでした。
別売りのANGiクラッシュセンサーとは?
ANGiクラッシュセンサーとは、ヘルメットの後頭部のアジャスターに装着できるセンサーです。
スペシャライズドが提供するiOS用またはAndroid用のRideアプリと連動させることで、センサーが転倒の衝撃を感知すると、スマートフォンに登録した連絡先へテキストメッセージを送信します。スペシャライズドのRideアプリはGPSを使ったアクティビティトラッキングが可能で、STRAVA®との同期もできます。
スマートフォンにダウンロードしたスペシャライズドのアプリと接続しておくと、転倒した際に衝撃を感知し、自分の指定する緊急連絡先にSMSとメールで連絡をしてくれるものです。
家で帰りを待つ身としてはすばらしいサービス!
正に「便りのないのはよい便り」!
実際に着けるとこんな感じです。
装着すると10gくらい重くなります。
心の整理をし、治療に専念しておりました。皆さま、ご心配をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。
皆さまに忘れられない内に復帰しますので待っててください! https://t.co/l1ZkhCIu5t— 吉岡直哉 Naoya Yoshioka (@teddyboysnaoya) October 22, 2019
吉田直哉選手が2019年に山道で落石を避けようとして落車した際、その場から動けないほどの大けがを負ったが、たまたま壊れていない携帯電話が近くにあったため救急車を呼ぶことができたというエピソードをキナンサイクリングチームの中島さんがどこかで話していました。
吉田選手は幸運にも携帯電話が使えましたが、そのような状況にない場合もあるかもしれません。
リスクヘッジのひとつとして購入を検討してもよい価格&重量ではないでしょうか?!
まとめ
重量が重くなるので旧→新の変更は、ヒルクライム的にはマイナスですが、
最近エンデューロやロードレースも走っているので、安全性を重視してこのヘルメットにしました。
ヒルクライムにも下山があるし安全に越したことはないね。
軽いヘルメットなら、KASKのVALEGRO
などの選択肢もありますが、安全にロードバイクを楽しむためにも良い選択だったと思っています。
またサイズ感がわかっていたということも大きいです。カラオの頭によく密着してくれてそのことが一番快適です。
ヘルメットはサイズ選びが重要です。カラオの頭周は56センチでサイズチャート的にはMサイズですが、形状的にSサイズがぴったりでした。頭の形によって1サイズ変わることも十分あるので、きるだけ試着して購入しましょう!