今回はわたしたちあま子とカラオがお部屋さがししたときのことを紹介したいと思います!
ロードバイクと生活する上での部屋に対する不満点
これまで住んでいたマンションはロードバイクと生活する上でいろいろ不満がありました。
ここに引っ越す時はロードバイクのことをあまり考えずに部屋決めちゃったんだよね。
例えば、、、
- 4階に住んでいたがエレベーターが激狭く、ロードバイクを立てて一人乗るのが精一杯。他の住民さんと一緒にならないかヒヤヒヤ💦
- 壁が厚いとは言えなかった(隣の人の生活音がたまに聞こえるくらい)ので、ローラーの音が苦情にならないか心配
- バルコニーが狭いので換気のいい場所でロードバイクをいじったりするスペースはない
などなど。よって、更新を機に引越しを決意したのです。
これまでの不満点を元に、わたしたちがお部屋探しの条件としたことは以下の通りです!
あま子とカラオのロードバイクのための部屋探し条件
- エレベーターを使わず部屋にロードバイクを持ち込みやすい1階or2階
- ローラーで近所迷惑にならないような構造と部屋位置
- 洗車できるスペースがあるといい
探すぞ理想の我が家!
戸建てがいいのでは?という意見もあるかと思いますが、都内で二人世帯なので戸建ては現実的に厳しいので共同住宅で部屋さがしをしました。
それでは、それぞれの条件について理由や背景を詳しく解説します!
条件① 部屋にロードバイクを持ち込みやすい
ロードバイクはいわゆるママチャリよりは高価なので、共用部の自転車置き場に保管するのではなく自室に持ち込む方も多いかと思います。
ロードバイクをエレベーターで運ぶと、
エレベーターにロードバイクが乗ってると狭くて乗れない!
ロードバイクでエレベーターの中や共用部が汚れるんじゃない?!
その清掃費はマンションの管理費で払うんでしょ?
などなどトラブルになることが少なくないようです。(特に分譲マンション)
また、管理規約で自転車をエレベーターに乗せることを禁止しているマンションもあるようです。
このようなウワサを聞いていたあま子とカラオはエレベーターを使わずにロードバイクを部屋に運ぶことができる1階か2階の部屋を条件としました。
共用部を通らず直接専有部にアクセスできる物件(専用庭から出入りできるなど)がベストですが、そのような物件はなかなかありませんでした。
条件② ローラーの振動・騒音を伝えにくい
室内でのローラー練習は欠かせないね!!
隣や下のお部屋の人に迷惑がかからないようにしないとね
マンションの構造や部屋の位置が重要にゃ
防音性の高い建築構造は?
一般的なアパートやマンションの建築構造は以下の3つに分類されます。
- 木造
- 鉄骨造
- 鉄筋コンクリート(RC造)又は鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)
3つの中で防音性に優れているのが鉄筋コンクリートです。
鉄筋コンクリートは、鉄の棒で骨組みを作ってそこにコンクリートを流し込んで作ります。
木造に比べてコンクリートの壁は密度が高いので遮音性はかなり高いです。
鉄筋コンクリート構造の物件なら、普段の生活音が周囲の部屋まで響くことはあまりありません。
防音性が低いのは木造と鉄骨造です。
これらは建物の構造上、壁そのものが薄く作れてしまうので、隣人のテレビの音や携帯電話の着信音まで聞こえてくるという物件もあるようです。
社会人になって初めて住んだ鉄骨造のアパートは、隣の部屋のテレビの音が聞こえてたなぁ
よって、室内でローラーをして多少なりと音を発生させてしまうことを考えると、鉄筋コンクリート(RC造)又は鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)を選ぼうと思いました。
部屋の位置は?
振動・騒音はやはり真下のお部屋に伝わりやすいようです。
マンション内のどこの部屋からの音が一番大きな音で伝わってくるか実験した記事がありました。
いろいろな階・室で、管理人の方にカカトで歩いてもらって、それを被害を訴えてみえる方の階・室で測定するという方法でやりました。
その結果が、下記の図になります。一番大きな音は、当然ながら直上階の室で、63Hzで71dB。
次はもう一つ上の階の室で58dB。
3番目は502号の斜め上の室で50dB。
4番目は横隣戸の一つ離れた室で48dB。
という順になりました。
要約すると、真上の部屋の音が一番音が伝わってきやすいということです。(←まぁ想像通りの結果ですが)
よって、ローラーをして音を出す側としては、真下に住戸がないことが重要ということです。
条件③ 洗車できるスペースがある
3つ目の条件は、必須ではなかったのですが、
「洗車できるスペースがあること」でした。
洗車に使う水は、バケツ、ボトルにいれて家の中から持ってくればいいので
- バルコニーが作業できるくらい広い
- 専用庭がある
どちらかで、問題ありません。
ただ、今回の引越しでは、あま子ができれば1階は避けたいということで、専用庭は断念しました。
そして、バルコニー広めの部屋を選びました。
しかしながら、引越し後、何度か洗車をしてみたのですが、、、結局バルコニー洗車はあまりお勧めできないという結論に至りました。
その理由としては、洗い流したチェーンオイルがチェーン・スプロケから少なからず流れてしまうので、その流れた場所が黒くなります。
自分の責任の範囲ならば汚してもいいのでは?と思われるかもしれませんが、バルコニーはマンションの共用部なのです。つまりマンションみんなのもの。
よって、通常以上の汚れが発生するのは、いいことではないです。
最近はショップで洗車もやってもらえるところもあるので、きちんとした専用庭がない限り、メンテもかねてプロにお任せしたほうがいいかもしれませんね。
ロードバイク乗りがお部屋探しするときに重視するとよい条件
まとめると、
- エレベーターを使わずに部屋にロードバイクを運べる位置の部屋(1階or2階)
- 防音性の高い建築構造(鉄筋コンクリート造or鉄骨鉄筋コンクリート造)
- 真下に住戸がない部屋(1階の部屋or階下が駐車場や店舗などになっている部屋)
- 専用庭など洗車できるスペースがあると尚良し
以上4点を満たす物件が最高なんじゃないかと考えます。
1階の部屋がロードバイクと暮らすのに向いているのはわかるんだけど、1階は防犯上心配だからわたしたちは階下に住戸がない2階の物件を探しました。
これが結構大変で。。。
どう大変だったかというと、、、
まず、引越し先の候補を探すのにスーモなどのポータルサイトを使う方が多いと思います。
しかし、大半のポータルサイトでは「1階」や「2階以上」という条件設定はできても、「1階住戸なしの2階」というような細かすぎる条件は設定自体がありません。
そのため、どのように探したかというと、
- マンションタイプで2階の部屋、予算内のものをピックアップ
- 住所を確認したら、googlemapのストリートビューで建物をみて、その部屋の下、1階に住戸あるか確認
- 確実に住戸があったものは、候補からはじく
- 候補として残った物件は全て現地に赴き、外から部屋の位置を確認して回る
ネットに載ってる情報は階数が書いてあっても、何号室か書いてない場合も多くて。。。
部屋の位置を特定するのが難しい物件もありました。
その場合は不動産屋さんに頼りました。
もちろん、すべて不動産屋さんへお任せしても大丈夫です。
しかし、条件が特殊でめんどくさい客だと後回しにされてしまいがちなので、わたしたちは自分たちの労力でなんとかしたという感じです。
こんな労力をかけたくない!ということであれば、最近ちょっとずつでてきた、ロードバイクのための専用マンションを候補にしてみるといいかもしれません。
ロードバイクのための賃貸物件
LUBRICANT ARAKAWA BASE / ルブリカント アラカワ ベース
東京メトロ東西線「南砂町」駅徒歩13分のところにある物件。
サイクリスト、自転車乗り、自転車好きのために長谷工不動産が企画・運営するサイクリスト向けコンセプトマンションです。
サークルモードでもブースがあったな!
- 1Fにメンテナンススペース(工具も完備)
- ZWIFTとミノウラ社製の専用ローラー台、32インチディスプレイのトレーニングセットを3台完備
- 居室に日本が世界に誇る自転車周辺機器メーカー「ミノウラ」とルブリカントのコラボレーションによるオリジナルバイクタワーを完備
- 荒川まで自転車で約2分の立地
などなど、ロードバイク乗りの野望を叶えたような物件になっています。
※2020年7月現在、入居者募集はしていません
シーフォルム門前仲町
東京メトロ東西線「門前仲町」駅 徒歩5分のところにある物件。
こちらの物件もロードバイクに優しい作りになっています。
- 壁面は有孔ボードになっており、ロードバイクやヘルメットなどをかけられる
- 共用廊下を通らず道路から直接部屋にアクセスできる(1階のみ)
- テラス・専用庭で洗車やメンテナンスもできる(1階のみ)
こちらは2020年8月完成の物件なので、絶賛入居者募集中のようです。
まとめ
- 共同住宅(マンションやアパート)でロードバイクと生活するためには、他の住民に迷惑をかけないような構造・部屋位置の物件を選ぶとよい
- ロードバイクのための賃貸物件もあるのでそちらを検討するのもおすすめ
- ご近所トラブルにならないよう、思いやりと気遣いを大切に☆
参考URL